「ふぁーー」
4月7日、今日から新学期が始まる。中2だ。天候もいいかんじに晴天。少しわくわくしながら、部屋を出て、階段を下り、朝ご飯を食べにリビングへ向かった。
リビングには、お母さんがいた。
「修平、おはよう。初日から遅刻しないようにね。」
「わかってるよ。そんなこと。」
パンを口に頬張る。そういえば今日から僕も先輩だなと思った。
しかし、さりげなく時計を見てみると針は8時を示している。