大好きだった君へ

-ピピッピピッ。


メールの着信音が鳴る。


ああ、今日も来たんだ。


でも、相手が誰だかわかってるし、内容もしょうもないと分かってるから見ない。


メールボックスにはもう、100件以上の未読メールがある。


どれも、同じ人から。


「……………はぁ」