やっと気づいたよ。


「んじゃ次は…」

そう言って、問題集をパラパラとめくる。







…そういえば、やけに静かだな、こいつ。








「どうした……」



不思議に思って、こいつの様子を確かめようと顔を正面に向けた瞬間。



喋り途中の、中途半端に開かれた口が

ふさがれた。
















――――どんっ!!





気が動転して、あたしにキスをしたこいつを、あたしは強く押し放した。