新撰組~幕末に名をはせる者~





『よしっ、広間へ行くぞ!!』




「あぁ」




土方の手を掴んで走る。



「ちょ、おいっ!」



『なんだ?』



「お前ここでは男だぞ?俺と手繋いでていいのかよ」



『あ、そうだったな』



手を離す。



温もりが消え、なぜか無性に寂しかった。