新撰組~幕末に名をはせる者~




渚は一瞬驚いたが、話し始めた。



『…私は未来から来た。今より約200年後の未来から』



土方は、渚の言葉に相槌を打ちながら話を聞く。



「未来、か…」




『あぁ、今のように人斬りはしない。それこそが犯罪の時代だ』



それを聞いて驚いた。この時代では俺たちが取り締まる側だ。そんな俺たちが取り締まられるのか…。




『学校という場所に通い、今で言う寺子屋。近藤さんや、土方、沖田さんのことを習う』




「俺たちの事…」



『あぁ、豊玉さんのことも習ったぞ』


「ッ!?」



『下手な俳句を作っていた。とな』






なんだと?俺の俳句が下手か。そんなこと知っている。というよりなぜ、有名になっているんだ!