新撰組~幕末に名をはせる者~







ゆっくり近づき、頭をなでた。




相変わらず声を押し殺し泣いている。




俺は隣に腰かけ頭をなで続けた。




コイツ触ってると安心するな……







はっ、俺はなんてことを思っているんだ。まるでコイツのことが好きみたいじゃないか。コイツは間者かもしれないんだ。俺は副長。皆を守らなければいけないんだ。









土方も立場として辛いのである。