『はい? もしもし…』



「あ、ミキくぅん? ボクだよ、ボクぅ~、ナイスガイなプレイボーイ、シンゴだけどぉ…」



『あ"? いたずらですか? 切りますよ』



「ミキくんひどぉい~!! 実は最近 高校で放火事件が起きててぇ~、リーダーからミキくんと二人で行けって言われたからぁ、行こぉ?」



『あーはいはい。そうですか。じゃあ探偵事務所まで迎えに来てください。では。』


「えっちょっ…まっ―ブチッ―






電話は僕から一方的に切ってやった。



『まぁ…しばらくしたら迎えに来るでしょ!』



それまでパズくんに ご飯あげて待っとくか…





そして また しばらくすると…



~♪~♪~♪~



『何だょ。またシンゴか…』



電話に出ると…





「着いたよぉ~♪ おりてきてぇ!」


―ブチッ―



僕は返事をせずに電話を切った。





その時シンゴは…



『ぐすん。ミキくん返事ナシで切るなんて酷いよぉ…くすん(泣)』