『ん! 分かったよ♪ 捜査がんばってね!』




そう言ってミルは走り去っていってしまった。




『……はぁ…』





何か僕…


ミルに振り回されてる!?



ガーン!!!








『ミキくん…』


『な…何ですか? リルラ…』




『あたし…良いこと思い付いたの! ミキくん、一緒にやってくれる?』



『へ…? 捜査なら協力しますけど…?』




僕が そう言うとリルラはニヤッと笑ったような気がした。




それと同時に



―絶対何かされる―




と 悟った…