しばらくして―…







『ただいまです…』





『ミキ! アイスクリーム調査は終わったか?』


『三郎さん…全部のアイス屋さんには行けませんでしたけど、代々は食べました。』




『何か…手がかりは見つかったか?』






三郎さんに そう聞かれて…

僕は静かに首を振った。





『何かが あるはずなんだ。…アイスに何かが関係あるはずなんだけどな…』





そう言いかけると―…




バンっっ!!!!






刑事さんが スゴい勢いで入ってきた。







『!? 刑事さん!? そんな勢いで…何か、あったんですか!?』






『はぁ…はぁ…ミキ…ちょっと…ま…って…』


『刑事さん息切れがスゴいですよ;』



『潮くん、もう おじさんだからダメなのよ』


後ろから入ってきたユラナさんが呆れた顔で言う。



『あ、そっか』


『納得するなよ』