そこに横たわっていたのは… 『ミル!!!』 ミルが左腕を押さえて倒れ込んでいる。 『ミル!! どうしたの!?』 急いでミルの方へ駆け寄る。 『ナイフを…突きつけてきて…うぅわぁ~』 ミルは僕に抱きついてくる。 『ミルっ…大丈夫だから…立てる?』 『ぅん…ごめん』 『謝らないで? 僕と一緒に来て?』 僕はミルの小さな手を握って警察署へと向かった。