不思議探偵団☆




『ミキくん……大きくなったね…』









刑事さんが そう言った。





『…刑事さん…貴方は何者なんですか? もしかして、お父さんの知り合い?』




すると、刑事さんは不適な笑みを浮かべた。




『さすが。一流探偵の息子だ。カンが鋭いですね…』



『…貴方は僕と父の何を知ってるんですか…?』




『…気になる?』



――ムカッ!!

僕は怒りのあまり、立ち上がる。

『気になる 気にならないの問題じゃないでしょう!? 貴方は何なんですか!! いい加減にして下さいよ!?』



『うっ…ミキくん! 怒らないで!! 全て話すから!! 私と君と、君の父親…キリの事を…』



そう言って僕を宥めて、また座らせた。