オレは反射的にルアンを抱き締めた。 『!? レオ…』 『ルアン…そうだよな。 オレには兄弟みたいなアルザスとロレーヌもいるし…… 大好きなルアンも居るもんな。 ごめんな… ありがとう、ルアン…』 『うん…あたしも…』 ルアンがオレの背中に手を回す。