―翌日―






『ZZZzz…』





―コンコン―





『ん…?』








今…ノックされたよね?





僕は まだ寝ぼけている体を起こす。



『? 誰ですか?』



『あたし。…リルラよ』




リルラ…?




こんな朝早く どうしたんだろう?





『入っていいですよ?』



僕の その言葉と共に扉があく。




『失礼するわ』



そう言ってリルラは僕の部屋の中に入ってきた。




『どうしたんですか?』



『あたしはもう…全部知ってる。サブちゃんからも聞いたし…サブちゃんとミキくんが話してるのも聞いた…。

今日のパーティーで答えを出すって言ってるけど…


ミキくんは
どうするの?』