『ミキーーーっ!!!』
『レオさん……』
汗をキラキラと輝かせながら、頭にタオルを巻いたレオさんが走ってくる。
『レオさん…何してるんですか? 暇ですね…』
『暇とは何だぁ!! ジョギングだよジョギング!! 探偵でも ちゃんと体は鍛えねーとっ! ルアンを守るためにもな!』
『へぇ~スゴい…』
『なんならミキも一緒に走るか!?』
『遠慮しま…『お前に拒否権はねぇよ』
マジっすかーーー!!!?
『僕 嫌ですよ!!』
『おっしゃぁぁーーっ!! 走んぞーっっ!!』
『ぎゃぁあーーっ!!』
結局 僕は、レオさんのジョギングに付き合うハメになったのだ。
(レオさんの野郎~…)