そのあと、僕はパズくんを連れて散歩へ行くことにした。




『部屋に閉じこもっても 分からないもんは分からないもんな…』






外へ出ると、雲が1つもない澄んだ青空が僕の目に飛び込んだ。







『綺麗…』






空はウソつかないよね





悲しいときは雨を降らせる




怒ってるときは…雷を鳴らせるのかな?








空と違って本当の気持ちを表せない僕は…








凄く ちっぽけな人間に思えた。









『ねぇ…パズくん…』


『にゃぁぁ』








『僕は…何がしたいんだろう…





どうしたいんだろ…『ミキーーーっ』








え?












今…誰か僕を呼んだよね?





『ミキーーー!!』






あ"







この声は…