『え"っ!? もしかして剱崎ミキ!?』
大声で名前を呼ばれて体がビクッとした。
『ななな!?』
びっくりして振り返ると…
すごく大柄で、金に染めてある短髪の男が立っていた。
『やっぱり~剱崎ミキだ~』
目を見開いて驚く男に僕は…
『なっ何ですか!? なんで…僕の名前を知ってんですか!?』
『だってチミ、ネットサイトの“探偵goo”で名前がのってんだよ? この前の高校放火事件解決のこととか…
ちょっとしたアイドルだよ、チミ!!』
と、親指を突き出して男は満面の笑みで言う。
『は…はぁ;』
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