『いっ…今すぐ行きますから!!』



―ピッ―





『ごめんリルラ!! また事件が起きたんだ!! 行ってきます!』


『えっミキくん!?』












僕が通ったときは高校は燃えていなかった。


帰り道も普通だったってことは…














犯人は…

















ルナ……!?













『あっ! ミキくぅん!!!』




『はぁっ…シンゴ…被害者は居ませんでした!?』



『大丈夫。雨も降ってるし、火はすぐに消えたみたいだよぉ』




良かった…









『シンゴ…ちょっと…良いですか?』


『え?』








『犯人はルナかもしれない…』