『ミキくんお帰りなさーい♪』


奥からリルラが出てきた。


『あ! リルラ、美味しそうなお菓子見つけたんですよ!』


『ホント!? キャッホー♪ ミキくん一緒に食べよー♪』







『リルラもミキも まだまだ子供だな…』






そしてお菓子を食べていると…




♪~♪~♪~♪






僕のケータイの着信音が鳴った。




『んへ? ミキくん誰?』


『あ、シンゴだ…事件のことかも…』


―ピッ―



僕は電話に出る。



『もしもし? シンゴ?』


「大変だよぉ!! また高校が放火されたんだ! 今度は学園のほとんどが焼かれてる!! 今すぐ現場に来てぇ!」




『どこら辺の高校ですか?』














「スーパーの近くだよ!! セントレアンブリッジ学園!!」














それって…













おつかいの時 通った…



ルナが立ってた高校…?