もしかして…
僕はまだルナのことが好きなのか―…?
分からない…
心がモヤモヤする…
分かんないよ…
事務所に戻って…
『シンゴとミキくん お帰りなさい♪ 事件大丈夫?』
パジャマのリルラが出てきて出迎えてくれた。
『うん。大丈夫。すぐに犯人を見つけるから…』
僕はリルラに向かって笑顔で言った。
それから自室に戻って…
すぐにベッドに寝転んだ。
そしたらパズくんが ぴょんっとベッドに飛び乗ってきた。
『…まだ好きなのかな…』
気持ちが揺れて分からない…
もうルナへの気持ちはしまい込んだっていうのと…
今日、ルナの笑顔を見てドキドキしてしまったっていうの…
どっちなんだろ…
『もう…分かんないや』
その日は もう考えられなくて眠りについた。

