『じゃあ~、事件に遭ったときのこと教えてぇ?』



シンゴがルナに聞く。


シンゴの目は明らかにルナを狙ってる目。



こいつ いつか張った押してやるナルシスト。





『えっと…あたし、来週テストなんで教室に1人残って勉強してたんです。

そして、一時間くらいかな? したら教室の中が暑くなってきたような気がしたんです。

そして ふと後ろを振り向くと、ロッカーから火が出ていて、教室が燃えはじめていたんです』




『1人残って勉強なんて偉いねぇ~♪』



『シンゴ、そこじゃないだろ。それで、君以外、誰も居なかったの?』



『うん…教室には あたし1人だったわ』







そうか…