『…そっかぁ、ボクは無理は言わないよぉ。話してくれて…ありがとお。』













『今日のシンゴは何か優しすぎて気持ち悪いですよ』

『ガーン!!!』












その時―…












♪~♪~♪~♪






僕のケータイが鳴った。






『…リーダーからだ!! また何かあったのかなぁ?』




―ピッ―



『もしもし? リーダー?』


「おぉ、何だミキか」


『いや、僕のケータイに電話掛けてきてたら僕しか出ないでしょ』


「や、テキトーに押してたらお前のトコに掛かってしまったんじゃ」



『(このオヤジ…)で? 何の用ですか?』



「じつは また高校でほーか事件が起きたんじゃ」


『放火ぐらい漢字で読んでくださいよ。どこの高校ですか? 今すぐ行きますけど…』













「リカバリーウェスティンレインボー学園じゃ(変な名前…)」














『えっ……』