空に近い場所

12/9(月)
姉と喧嘩した。なんなの、本当。私に母を取られたからってなんでそんなに悲劇にしたいの。
先にお婆ちゃんを取ってるくせに。
私に怪我させたら母が怒る。私が姉に怪我をさせたらお婆ちゃんが怒る。
両親から愛されなかった。
その分お婆ちゃんから貰っておきながらなに言ってるんだ。
今じゃ逆で、私があんたのご機嫌取り。
私が家族に気遣って、毎日毎日飽きもせずに学校行って勉強して宿題して寝る。
家ですることなんて宿題して寝るくらい。
今までの中で一番死人みたいだった。
小学生で過ごした時間はとても味気なくて、記憶に残るような楽しい思い出もない。
無表情な子だった。
それでも姉に気を使う。途中でもうどうでもよくなった。
なんで二番目の私が気遣わないといけないの?って。
そんな思いが日に日に強くなった。
姉は平等と言う。だが、不平等だ。
私は二番目。あんたは一番目。どこに平等がある?
お菓子の分け合いだってそう。何が何でも平等にさせる。
「あ、私こんなに要らないから食べれば?」
そう言うのは私。
年上のくせになんで気も使えないの。
気遣う私と気遣わない姉が仲良くなんてなれるわけがない。
気を使わせてなんとも思わない奴に腹が立つ。気を使う側は損した気分だ。
気遣えない奴は人に助けてもらえないだろうな。

もう私は助けてやんねーぞ、姉貴。