自分は、おばあちゃんか…と苦笑いをすると制服を着て階段を下りる。 此処は桜井家。 私が、小さい頃からお世話になっている家だ。 「おはよう、サエさん」 リビングに続くドアを開けるとニカリと笑ったサエさんがテーブルでコーヒーを飲んでいた。