この、『私立学園には王子様がいる』らしい…。
私、高橋 花奈はその王子様を見つけるべくはるばる田舎から上京してきた。

そして学園やっと着いた頃にはみんなだいぶ来ていて私は一緒に上京してきた幼馴染の親友、蓮田 千秋を探すために人込みを駆け抜けていった…。



もうすぐ入学式だというのに結局千秋は見つからず、廊下に並んでいると、前から千秋らしき人が走ってきた。

「すいませーん!!ちょっと遅れましたあ!!」遅れたにもかかわらず楽しそうにいう千秋がおもしろくて笑っていた。