今日もお母さんは学校に呼ばれた。


『息子さん…ハクト君の学校での行動に…』


これで何度目だろうか。

お母さんも、もぅ、なにもいわない。



お父さんは、元々教育には口出しはしなかった。


はぁ、

と、毎日のようにため息をつくお母さんを見続けていた。