天国からの手紙。

目を覚まして、

本人の希望により、


家で過ごすことになった。




本人にも、余命の話はした。















いろんな薬を飲むハクトは、日に日に痩せていった。










『俺…学校いきてぇな』









『バスケ…やりてぇ。』










『ハクト…学校いこーか。』





お母さんは、優しかった。

ハクトは、次の日から小さなお弁当を持って嬉しげに登校した。







制服は、着崩さずに着こなし、
まるで、
中学時代に戻ったようだった。