2つのボール

― 翌日 ―



いつも通り野球部の朝練を見ているワタシ



今日も快音を響かせている颯、キャッチャーグローブをかまえる拓、そして拓のグローブめがけてボールを投げる祐斗……



みんなかっこいいっ!!

(特に祐斗が///)

























…と、3人に夢中になっていた時ふと声が聞こえた












「ブスのくせに調子のるなっつーの(笑」













私は、声がした方を見てみた

しかし、そこには登校してきた生徒がいるだけ



「なんだったんだろ? 空耳かな?」



ちょっと違和感があったけど、私は気にせず野球部を見ていた


















この時、私はこれから悪夢のような毎日がくるだなんて、知るよしもなかった……