2つのボール



「……フフッ。


わかった、頑張って続けてみる!

なんだかんだ言って、私、テニス大好きだしっ!」



私がそう言うと、かるく微笑む祐斗。



「おしっ!


それじゃあ2人で桜花行って、

両方とも部活がんばるぞ!


約束なっ」



「うんっ、約束!」



そうして絡め合った私と祐斗の小指。


(何がなんでもこの約束だけは

絶対に守るっ!)