2つのボール



「あ……」


(悠貴……)




そーだ、私、悠貴に告白されてたんだった!

どーしよ、全然頭に無かったよ…。



「どーすんの、千里?

きちんと返事はしておいた方がいいんじゃない?」



あけみんの言うとおりだ。

ちゃんと返事しなくちゃな…。



「あけみん。

今日の帰り、きちんと断ってくるね」


「うん」


あけみんは、ほほ笑みながら頷いてくれた。


悠貴には申し訳ないけど、私は祐斗が好きだから。

ちゃんと謝らなくちゃ、それこそさらに申し訳ない。