2つのボール


「藤井さん」


ほら、きたきた。


「あ、早瀬さん。どーしたの?」


ま、言いたいことなんてわかってるっての。


「昼休みに少し話したいことがあるんだけど、大丈夫かな?」


「うん、わかった」



やっぱり呼び出しじゃん。

でも、もう負けない。



祐斗から離れないって決めたんだから……。