2つのボール

― ショッピングモール ―



5人で来たはいいものの、なんだか少し気まずいような気がする……


やっぱり、私と祐斗のせいだよね……



「ねぇ、あけみん。やっぱり……」


「あ、あったあった!

ここのショップに千里と来たかったの!

早く入ろー♪」




私の言葉を遮って、あけみんが連れてきて来れたショップは最近できた洋服屋さん。


私の好きなテイストばっかり揃ってるんだけども、なんとなく今は気が乗らないんだよね……。






「ねぇ、千里!

コレかわいくない?」



そう言って、あけみんが見せてくれたのは真っ白なポンチョ。



それを見た瞬間、私のマイナスな気分は吹っ飛んだ。











「か、かわいい……///」