2つのボール

― 放課後 ―


あけみんと、祐斗達を待っている時




「あけみん、なんか視線を感じない?」



なんだか、今日はずーっと何かがおかしい



「えぇー、そうかなぁ?」


「そうだよ!私、今日、1日中変な感じがするんだよね。。。」


「気のせいだって!ほら、祐斗終わったよ!」


「あっ、うん。。。」


「部活で疲れた祐斗を笑顔で迎えなきゃダメでしょ!行ってこーい!!ww」


「……だね!! おーい、祐斗ー!!」




私が名前を呼ぶと、祐斗はすぐに気づいてくれて、私の方に来てくれた


(ついでに、颯と拓も(笑))




「千里、帰ろーぜ!」


「うん!! じゃああけみん、バイバーイ!」



「バイバーイ!










………………よし、行ったか。



颯と拓にお願いしたいことがあるんだけど」




「「ん?」」





「それはね…………」