「「ただいま。」」
@モグと~斗が病院から戻り声を揃えて帰宅を告げた。
「おかえりなのー。」
ペロが告げる。@モグが周りを見回すとペロ以外誰もいない。何処にいるのかとキョロキョロしているとペロが
「居ないよ?皆休憩に出てるのー。」
と、声をかけてきた。
「...そうか。」
@モグは納得すると自室へと戻って行った。
「~斗は自室に戻らないの?」
ペロは~斗の顔をのぞき込んで訪ねた。
「もう既に休んだしいいよ。モグは仕事あるだろうけど俺は特にすることないし。」
~斗は笑いながら言いつつイケの特等席のソファーに座った。
「何かいい事あったの?」
ペロは~斗の膝の上に座りながら~斗の顔をのぞき込んで訪ねかける。
「質問ばっかりだな。約束してきたんだ。イケと...。」
~斗は苦笑しながら痛いとこをつくと言葉を濁した。
「ふーん。早く目を覚ますといいねなの。」
ペロは少し首をかしげつつ、当たり障りのない相槌をうった。

数分の無言が二人を包む。
「そういえば...。」
無言を切り裂くようにペロは話を持ち出した。ペロの話によると明日の大型メンテナンスでSLLは学生生活から、学生都市の戦える場所になるらしい。霧雨の襲来にて上は安全をとの判断らしい。追加される事は武器の使用拡大。主に火器、銃器、魔法武器などなど本格的にRPG化するらしい。そして、大型メンテナンスの次の日に舞台メンバーの武器は前のゲームから取り寄せる事もできるらしい事を聞いた。どうやら、第一部隊メンバーで知ってる人はいないらしい。この時ペロが何故~斗だけに言ったのかは~斗には、わかるよしもなかった。