溺愛ヤンキーくん





あたし下っぱくん達にそんなにヤバい事やった?




まぁ気にしないでいっか。




「……優ちゃ〜ん」


あ。翼だ。


「何?」



「バイク自分で乗れる?」


「当たり前」


「そっか。じゃあ先に乗っててもらってもいい?」


「わかった」



あたしってバイクの後頭部座席も乗れない女に見えるわけ?




あたし…もうちょっと男っぽくならなきゃだな…




あたしは翼に言われた通りに翼のバイクに乗った。



そして翼にヘルメットを被せられ、翼もヘルメットを被り、バイクに乗った。



翼「じゃあ行こうか?」


あたし「翼、飛ばせよ?」


翼「わかったよ」





――――――――――――………


竜士「…ひゃっほーい!!」


皇雅「竜士うるせぇっ!!」


櫂「そういう皇雅も五月蝿いですよ」


蕾稚「楽し――いっ!!」


龍都「飛ばすの久し振りだな〜」


翼「いやっほ――い!!お前らもっと飛ばせ――っ!!」


あたし「…………」




あたし達は学校の裏門から出てすぐの海辺の道路を占領して走ってる。




翼の飛ばし具合が丁度よくて気持ちいい。




絶対言わないけど。




しかも翼と竜士は走り出すとキャラが変わる奴なんだな。




あたしが運転したかったなぁ……




そしたら心行くまで飛ばせたじゃん?




よし。