溺愛ヤンキーくん





「ん……じゃ、そろそろ自由行動終わりだし隆さんとこ戻るか」


そう言い出したのは皇雅。


「そうですね。そろそろ戻りましょう」


時計を見るともう四時半。


はやいなぁ…



「…優、手」


スッと出された手。


それになんの躊躇いもなく掴まり立つ。


皇雅と手を繋いでるととても安心する…



ずっと続けばいいのに。




その後美ら海水族館の前で一学年全員集合しクラス写真をとった後バスに乗り込みホテルに行った。



やはり晩ご飯は豪華ですごかったなぁ…



今日は帰る日。


この沖縄で

サーフィンしたり遭難したり、
水族館で珍しいお魚見たり。


とてもたのしかったなぁ……


今は飛行機で空の旅をしている。



皇雅はぐっすり夢の中。


「ふふっ…可愛い寝顔……」


皇雅と一緒にいれるのもあと少しだけ。


初めて好きになった人。

とても大事な人だから。

何も言わずに出て行こう。


「………お前のが可愛いだろ」


「ちょっ…」


ぐいっと隣の席で寝ていたはずの皇雅に腕をひかれそのまま胸板にダイブ。


う、わ…………

心臓バクバクしちゃう……


「ハハッお前顔真っ赤。可愛すぎ」


「…お、皇雅のせいじゃん」


「んま……悩んでる事は全部話せよ?な?」


え、なんでわかったの?

でも、これは言えないから……


「……なんもないよ?ふふっ変な皇雅」


「何もないならいいが。少しだけこうしてたい」