溺愛ヤンキーくん





今日の朝飯は……



イタリアンブッフェだな。



うまそー……




このホテルの食堂の壁はガラス。



一応10階建てのてっぺんにあるからあたりを一望できる。



さっきたまたま2人用の席を見つけたからそこで優と朝飯食うか。



「優、あっちで食おうぜ」


「おう」


「俺先に行って席とっとくからなんか自分の好きな食いもん持って来いよ」


「わかった!」


――――――――――――




5分後……


「…皇雅ー。持ってきた」


「おう……って全部ケーキじゃねぇか」



「まぁな。皇雅も取ってくれば?たくさんあるぞ」



「そーするわ。待っててな」


「うん」









「持ってきた。食うか」



「あーー!肉!」


「食うか?」


「食う!」




目がキラキラしてんぞ。



しょうがねぇな…




「うまーっ!肉うまっ!」



「だよな」



「たくさんとって来る!」



「いってら」



ふぅ……肉が一気に消えた。




朝からどんだけ食欲あるんだよ。




まぁ可愛いんだけどな笑



「もってきた!」



「……大量だな。皿4枚分とか」



「だろ!皇雅も食っていいんだぞ!」


「ハハッ!そーするわ」


「いっただきまーーす!」