5分後――
「皇雅…終わった」
「ん。じゃいくぞ」
―――――ギュ……
ん?
優から手を繋いできたぞ!?
どうした!?
「……あ、のね皇雅…」
「なんだ?」
「…抹茶ラテよりも…皇雅のこと…好きだか…ら…さっきはごめんね…」
「……いや、俺が悪い。ごめんな優」
「……ううん。いいの」
「そうか。じゃ蕾稚達のとこ行こうぜ!」
「うんっ!」
―――――――――――
食堂についた。
のはいいけど…
「優ちゃん!優ちゃん!」
「秋川と付き合ったってほんとか!?」
「皇雅なんてやめて俺にしろよ!」
「なんで秋川と付き合ったんだ!?」
「脅しでもされたのか!?」
って今は優が質問攻め中。
つか誰だ今の「皇雅なんてやめて俺にしろよ!」って言った奴。
ボコるぞ。
「――はいはーい。なんでみんな知ってるのかは知らないけど優ちゃんが困ってるじゃんっもうやめてあげなよ〜!」
お、蕾稚ナイス。
「「「…すみませんでした」」」
「よし♪みんなでご飯食べよっ!」

