「あたしは誰のモノでもない!勝手に奪い合うな!」 軽ーーーーく。殺気出して言ってみる。 「……ごめんなさい」 「ん!蕾稚はいい子だね!」 ぽんぽんと頭を撫でると蕾稚は顔を真っ赤にした。 大丈夫か?蕾稚。 「大丈夫か?」 「…う、うんっ!」 「……おい優。ちょっと来い」 「は?って痛いんだけど!」 ちょっと腕離してよ! 痛いんだけど! てかどこつれてくんだーー!?