その日、
大雅の腕の中であたしは
久しぶりに思いっきり泣いた。





大雅の抱きしめる腕が力強くて
あまりにも、優しかったから。







忘れるために
大雅から逃げたあたし。

結局は大雅に捕まってるんだけど。










でも、それでもいい。


終わり良ければ全て良し。
って言うもんね。