学校につけば突き刺さる視線。 そんなこと気にする様子もなく 堂々と歩く大雅。 「瑠奈」 「な、なに?」 「なんでそんな俯いてんのかなぁ?」 「え゛…そ、そうかな?」 なるべく生徒たちに 顔を見られないためだし! 「ほら、こっち向けよ」 そう言ってあたしの肩に腕を回し、 顔を覗き込んでくる。 「…………」 余計顔あげれないって。 「おいチビ、聞いてんのかよ」 「………っ」 俯きすぎて大雅の顔は見えない。 だけどあたしの困る様子を見て さぞかし楽しそうな顔をしてるに違いない。