『なにあの人!?まじかっこいい!!』 『背高いっ!超イケメン!!!!』 『ってか横の女、彼女?ちびじゃね?』 『俯いてて顔見えなーい』 『いや、ないっしょ』 聞こえてる聞こえてるっ! もう嫌だ! わざわざ勉強してまで この高校受けたのに…… 結局こうなるわけ? あたしの隣を歩く男は 涼しげに笑っている。 でも、あたしは なんとなく分かっていたんだ。 大雅があたしを逃がすわけが ないということを。