君の特別。




ガチャン


勢いよく扉が閉まり

ゆっくりと観覧車が動き出す


狭い空間…

長い時間…


そして目の前には…


米一がぃる。


なんかドキドキする。



「れな」



ドキッ......


「な…に?」


声、裏返っちゃった…


「今日さ、楽しかった?」


「ぅん!楽しかったよ?」

笑顔でそう言うと

米一は私の笑顔よりも、もっともっと

まぶしい笑顔で

「よかった」


そう言ったの