君の特別。




「え、ちょ、米一」



ぎゅうう…

離したくねー、


強く握りしめると
れなが壊れてしまいそうな気がした

「米一…みんな見てるから……」


我慢できなかった俺は
場所なんて考えずに
道端でれなを抱きしめていた


「米一ってば」

俺はれなから体を離した


周りを見ればたしかにみんな見てた

れなは恥ずかしそうだけど
俺は見せつけれたから満足かも…

なんて思ったりしてた

はやく、行こうとでも言いたそうな顔で
れながこっちを見る

また歩くのかー、
別にいいんだけどさぁー
なんか物足りないんだよな

あ、そうだ…

「れな、手…繋いでいいか?」

「え」

れなの返事を聞く前に

俺はれなの手を自分の手に絡めた