「あのさ・・・・」


そう言うと大きく深呼吸をした。


「あのさ・・・」


「何?変だよ 千尋・・・・・」


言いかけたアタシの口を人差し指で抑えたから
アタシはビックリした。



「ちょっと待って
今から大事なこと言うから・・・・・あのさ・・・」


「あのさ キョンタ
俺の店 手伝ってほしいんだけど」


「プーになるから  仕事決まるまで
全然もちろん手伝うよ 喜んで」


「いや 決まるまでじゃなくてさ
ずっと手伝ってほしい」



「あ……それはとても助かるけど・・・・・」


「さっきも言ったけど
それから 俺を支えて欲しい・・・・・」


「それはうん」


「いや 家族じゃなくて……
恋人として………あ~~~もう!!!」


今なんて言ったの?



「俺をこれからもずっと支えて欲しい……
一生永遠に俺のそばに……いて欲しい……」


ね?夢?

アタシは 夢を見てるの?