キライノカケラ

不倫なんかしてるって知ったら 軽蔑するよ きっと


店を出ると 飯田がイライラしたように
エンジンをふかした。


助手席に乗り込む


「遅いな 何してたんだ?」


「あ ここ店 同級生の実家なんだ・・・・」


「マジで?一人娘さん亡くなったんだよね」


「うん」


「へ~~今日子の同級生なんだ~」


飯田は駐車場を出て ミラーに映る店をアタシは見ている



千尋が・・・・・
千尋に会えるなんて


何て素敵なクリスマスなんだろう




だけどそんな素敵なクリスマスに アタシは
これから飯田に抱かれるんだった



アタシを迎えに行く前に用意してあった
オードブルを飯田が 鼻歌を歌いながら用意した。


「今日はゆっくりできるな~」


飯田に抱きしめられる


「最高のクリスマスだ」


飯田の唇が アタシの耳たぶに触れて 
背筋が寒くなった・・・・・・・・



本当に好きじゃないけど こんなに拒否感を覚えるのは初めてだった。