「聞いているか?キョン?」
パパの声にハッとした。
「千尋もいなくなれば ここキョンだけになるし
パパも向こうで定年を迎えることになる。
気候もとてもいいところで いい機会だから
むこうに定住しようと思っているんだ」
「ふーん」
「むこうにおまえたちの部屋も作るから遠慮なく
実家にしたらいい。キョンは大学もあることだから
ここを出て部屋を借りたらどうだろう」
「え?ここどうするの?」
「売るさ」
売る・・・・・・?
千尋だけじゃなくて アタシの大切な空間までもが
奪われていく・・・・・・。
でも 千尋がいなくなって
ここにいたところで 千尋の思い出で一杯のこの家は
アタシには辛くなるのかもしれないけど
「ここを売ったお金で頭金にしたいんだ」
もうどうでもいいよ
どうせ千尋もアタシを捨てて行くんだし
「いいよ」
そう答えるしかないじゃん。
嬉しそうな両親 親にだって明るい未来が想像できるのに
アタシには何もない・・・・・・
千尋も思い出の詰まったこの家もなくなるんだから・・・・
パパの声にハッとした。
「千尋もいなくなれば ここキョンだけになるし
パパも向こうで定年を迎えることになる。
気候もとてもいいところで いい機会だから
むこうに定住しようと思っているんだ」
「ふーん」
「むこうにおまえたちの部屋も作るから遠慮なく
実家にしたらいい。キョンは大学もあることだから
ここを出て部屋を借りたらどうだろう」
「え?ここどうするの?」
「売るさ」
売る・・・・・・?
千尋だけじゃなくて アタシの大切な空間までもが
奪われていく・・・・・・。
でも 千尋がいなくなって
ここにいたところで 千尋の思い出で一杯のこの家は
アタシには辛くなるのかもしれないけど
「ここを売ったお金で頭金にしたいんだ」
もうどうでもいいよ
どうせ千尋もアタシを捨てて行くんだし
「いいよ」
そう答えるしかないじゃん。
嬉しそうな両親 親にだって明るい未来が想像できるのに
アタシには何もない・・・・・・
千尋も思い出の詰まったこの家もなくなるんだから・・・・


