キライノカケラ

千尋が花を失った時 絶望の闇の中にいたって言ったけど

今 アタシはその絶望感の中にいる。



千尋がいなくなる


初めての出会いからずっとずっと一緒にいた千尋が
これからもまだ一緒にいられるって思っていた千尋が


アタシの心の準備もないまま
遠くへ行くと言う・・・・・。


結局 パパも情けなく
千尋に賛同して

「悔いのないように やれ」なんて言った。


アタシは何のために一生懸命 勉強して
結局 千尋に振り回されてきた人生だった。


千尋がいるから 大学だって選んだし
高校の時と同じ高いハードルを越えたのに


それは千尋がそばにいるから


それだけだったのに 千尋はアタシを捨てて
花との夢の実現を目指すと言う。


千尋にとってアタシはただの家族の一員
それを痛感して脱力感しかなくなった。


花がいなくなっても
千尋は 花と一緒に歩くことを望んでいる。


いつまでアタシは 花を疎ましく思うんだろう。