キライノカケラ

「花っていい香りがするんだ。
甘いお菓子の匂い……多分体に染みついてるのかな
花もお菓子作り上手だったから・・・・・」


「焼き菓子送ってくれたものね」


花との交流があったことがショックだった。


「でもよく立ち直ったわね」


「キョンタが支えてくれた」


「ありがたいわね。千尋意地悪ばっかりしてたのに
キョンちゃんはいつも優しいから・・・・・」


「うん 俺はキョンタが幸せになる手助け
今度は必ずするよ」



アタシの幸せは 千尋と一緒にいることなんだよ


「それじゃそばで見守ってあげなきゃ」

おかあさんの言葉に大きく頷く。


「そうだけど……どっちにしてもいつまでも
一緒ってわけにはさ……俺だって一人前の男にならなきゃ
キョンタが俺を必要としたときはもちろん
守ってやるつもりだけど……」


「おとうさん 夢あったのよ。
千尋には一杯頑張ってもらって偉くなってほしいって」

「もちろんどんな世界でも俺は
一番を目指すつもりだよ」


「俺の夢はきっと花が支えてくれるから・・・・」

もう 千尋にアタシは必要ないんだね
そういうことなんでしょ?