天使が恋した彼。





「わかったよ。じゃあ、また明日な。」



「優志、ありがとな。」



「言っとくけど貸しだからな。」



「りょーかい。じゃ、頼んだ。」



俺は一足先に家に入り、窓から様子を伺う。



しばらくすると凛咲が出てきて一緒に入ってくのが見えた。



自分で頼んでおきながらその光景をみるとちょっとショック。



あしたになればいつもみたいに戻ってるといいんだけどな。