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私はこれまでのことを、美沙に話した。

〈ごめん、それ私のせいだ〉

「え?」

〈あのね、華音が肉食系男子って書いてたからつい〉

「ついって何が?」

〈強引な、狼系男子って付け加えちゃった〉

「…美沙のばか!」

〈ごめんって!〉

「も、だからあんなこと…」

〈でっ、でも!何もしないよりはましでしょ!〉

「そういう問題じゃないよっ!それに…」

〈それに?〉

「私は…私は、怜くんを傷付けた…」

〈…ほんとごめんねっ〉

「いいの、私…今から謝ってくる!」

そして、私は走り出した。